2026.5.26

「意識が高そう」で無視しない、コンサルから学ぶ社会人の「当たり前」|ログ!(札幌・長期インターン)

こんにちは。株式会社LANETRNインターン生の、堀川春樹です。今回は課題図書「図解 コンサル一年目が学ぶこと」(2021, 大石哲之, 株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン)を読んで得た学びのアウトプットです。

本書の目的は、コンサル業界に限定されない、「社会人として働く上での、普遍的に役立つスキルのリスト、それぞれの日々の仕事の中で学び、磨いていくべきスキルのリスト」を提供することです。タイトルを見て、なんとなく「意識が高そう」という印象を私は抱いてしまいましたが、その中身を見てみると、インターンでの業務に直結する「当たり前」がうまく言語化されていて、今までなんとなく意識してきた効率的な働き方を、さらによりよいものにするスキルが詰まっていました。

学びの要約

本書で学んだことをいくつかピックアップして紹介します。

まず第一に「ヴァリューを出す」ということです。これは直訳すれば「付加価値を出す」ということになり、「付加価値」は「相手に対する貢献度」で測られます。忘れてはならないのが、貢献度を測るのは相手であるため、自分の主観は反映されないということです。つまり、仕事のための仕事ではなく、常に相手を意識して仕事を進めていくことが重要になります。ここでは、貢献の「大きさ」は本質ではなく、「目線が、貢献すべき他者の方を向いている」か否かによって、その仕事に価値があるかが決まります。

考えてみれば当たり前のことかもしれませんが、この意識を持つのは、特に社会人一年目の人や、私のような学生には難しいことかもしれません。というのも、学生は「消費者」であり、社会人は「生産者」であるという隔たりがあるからです。学生が授業に行って勉強をしたり、サークル活動を行ったりするのは、自分の満足を追求するためです。一方で、社会人になると会社に貢献し、その先にいる消費者や取引先の満足を追い求めなければいけません。少々残酷な話かもしれませんが、いつまでもわがままは言っていられないということですね。

二つ目は「スピードと質を両立する」ということです。"Quick and Dirty"という言葉に代表されるように、時間をかけて完璧なものよりも、多少汚くても早く仕事を完成させる方が評価されます。スピードと質では、スピードの方が優先されるということです。

例えば、上司から依頼された調査が、早い段階で「うまくいかなさそう」になったとします。このまま質に固執してダラダラと作業を続けて、上司から「依頼していた調査はどうなったか」と尋ねられ、中途半端な成果物を出すよりも、あまり質が期待できないと分かった時点で上司に相談した方が、軌道修正が可能になるため、結果的には仕事の質は高くなります。「何も生み出せなかった」「うまくいかなかった」こと自体が発見で、それを生かす時間さえあれば質を追求することができるのです。

学びから考えたこと

これらの学びを通して、社会人として働く上で、「エゴ」ではなく「個性」を発揮することが求められているのではと考えました。クライアントから、会社から評価されるためには、自分の満足に固執せず、常に相手軸で仕事をする必要があります。ただそれだけでは、仕事は機械的で退屈なものとなってしまうでしょう。しかし、相手の意向を最優先したうえで、それに応えるためにはどのようなプロセスで、どんな人を巻き込んで仕事を進めていくかを自分で考えることに個性が宿り、そこにやりがいを見出すことが可能なのではないでしょうか。

私はまだ社会人ではありませんが、現在インターンシップ生として、社会人がやるような仕事も任せられています。「学生だから」を言い訳にせず、常に「社会人としての自分」を想像して日々の業務に取り組みたいと思っています。今回の課題図書はそんな私にいくつかのヒントを与えてくれました。「エゴ」よりも「個性」、これが実践できるようになったときにはじめて社会人になれるなら、私は一体いつ社会人になれるのだろうかと不安になりますが、今日からまた、学業とインターン、消費者と生産者を行ったり来たりしながら日々努力していきます。

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