2026.6.13

【FACTFULNESS】派手な事例ばかり追っていませんか?ターゲットは「正規分布」です。|ログ!(札幌・長期インターン)

こんにちは!株式会社LANTERNインターン生の〇〇です。

今回は、ハンス・ロスリングの『FACTFULNESS』を読んで考えたことの学習ログです。この本は、人が世界を見るときに無意識に陥る「思い込み(本能)」を取り上げ、データをもとに世界を正しく見るための習慣を教えてくれます。たくさんの気づきがありましたが、中でも自分の業務に一番刺さったのが「分断本能」でした。

世界は「上」と「下」に分かれていない

分断本能とは、物事を「上と下」「金持ちと貧乏」のように二つに分け、その間には大きな溝があると思い込んでしまう傾向のことです。

でも実際の世界は、そんなにきれいに二分されてはいません。多くの場合、数値は正規分布になっていて、一番人数が多いのは両極端ではなく「真ん中の層」です。

ロスリングは、世界を所得別に四つのレベルに分けて見ることを勧めています。二つではなく四つに分けるだけで、ひとくくりだった「下」の中にも大きな差があると見えてくる。そして厄介なのは、自分が上の層にいるほど、下の層の中の違いに気づきにくいということです。

マーケティングで一番やりがちな間違い

SNS運用やマーケティングのターゲットを考えるとき、よく考えてみると私は「一番上のレベルの人」を思い浮かべていたなと気づきました。

けれど現実の市場は正規分布。数として一番厚いのは、真ん中の層です。ネットで検索すると、出てくるのはたいてい一番下の層か一番上の層の極端な事例ばかり。その派手さに引っ張られて、本当はボリュームのある層を見落としていたのかもしれません。

経営者ほど上の層にいるから、下の層の実情が見えにくいということは往々にして起こっているのではないかと思いました。ターゲットを決めるとき、想像で決めつけず、自分の目で確かめる市場調査が必要だと痛感しました。

「すべての数字に比較対象を持つ」を習慣に

『FACTFULNESS』全体に共通して流れているのは、感情やイメージではなくデータで判断する、という姿勢です。

ひとつの極端な数字を鵜呑みにせず、平均値や一人当たりの換算など、必ず「比較できる基準」をセットで持っておく。世界を見る視点が多ければ多いほど、この基準の数も増えていき、より多角的で精度の高い分析ができるようになると思いました。

そしてもうひとつ。分断は、人を見る目にも表れます。違う集団の「違い」ばかり探すのではなく、共通点にも目を向ける。どんな人でもバカにせず、「なぜそう考えるのか」に敬意を持って理由を探る——これは数字の話だけでなく、仕事で人と向き合うときにもそのまま効いてくる姿勢だと感じました。

派手な事例に飛びつかず、データを見て、数字で確かめる。これを明日から意識していきたいと思います。

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