2026.3.14

【デザイン入門教室】デザインの迷走を止める「7つのステップ」|ログ!(札幌・長期インターン)

株式会社LANTERN、インターン生の市川愛子です。

今回は、「デザイン入門教室」(坂本伸二)を読んでの学びをアウトプットします。

デザインをしている最中、「なんだか決まらないな」と配色を変えたりフォントをいじり回したりしているうちに、気づけば数時間が経過……。そんな経験はありませんか?

私はこれまで、デザインをどこか「感覚」や「センス」の領域だと思っていました。しかし、今回あるメソッドを学んだことで、その考えは180度変わりました。デザインが迷走するのはセンスのせいではなく、「描く順番」を間違えていたからだったのです。


1. デザインの成否は「描く前」に決まっている

今回学んだ最も大きな衝撃は、デザインには明確な「7つのステップ」があるということでした。

  1. 情報の整理(5W1H)

  2. 背景・マージンの設定

  3. グリッドの設定

  4. レイアウト

  5. 情報の強弱(コントラスト)の設定

  6. 書体(フォント)の設定

  7. 情報の図式化

このフローを見て気づくのは、配色やフォント、装飾といった「目に見えて楽しい作業」は、実は後半の工程だということです。特に最優先すべきは「情報の整理」

デザインとは単に綺麗に飾ることではなく、情報を正しく伝えるための「設計」です。誰に(Who)、何を(What)、なぜ(Why)伝えるのか。この5W1Hが曖昧なままツールを動かし始めてしまうと、途中で「これ、誰向けのバナーだっけ?」と迷子になり、結局は依頼主への確認や修正で二度手間が発生してしまいます。

「デザインの急所は、キャンバスに向かう前の情報整理にある」。これが、今回得た最大の教訓でした。


2. 「枝葉」に飛びつき「幹」を腐らせていた過去

これまでの私のスタイルを振り返ると、まさに「順番がバラバラ」でした。

「この色、おしゃれだな」「このフォントを使いたい」という直感に従って、いきなり細かな部分を作り込んでしまう。いわば、「幹」が決まる前に「枝葉」を一生懸命育てようとしていたのです。その結果、後から全体のバランスを調整しようとしても、土台がガタガタなので修正が効かず、最初からやり直す……という非効率な時間を過ごしていました。

特に苦手意識があったのが、「グリッドの設定」です。 「余白をいちいち揃えるのは面倒だし、難しそう」と敬遠していましたが、今回、汎用性の高い「グリッド設定の数式」を学んだことで、景色が一変しました。

論理的にグリッドを敷いてしまえば、要素の配置に迷う時間はゼロになります。感覚で「だいたいこれくらい」と置いていた余白が、数式によって「ここに置くべき」という確信に変わる。この「数学的な美しさ」を味方につける心地よさは、大きな発見でした。

黄金比や白銀比といったルールも、これまでは「いつ使えばいいの?」と思っていましたが、この7ステップに当てはめれば、グリッドやレイアウトの工程で自然に意識できるようになります。「なんとなく」という不安が消え、デザインに「根拠」が宿る感覚を初めて味わいました。


3. 明日から「10分間の儀式」を始める

この学びを「ただの知識」で終わらせないために、私は明日から制作のルーティンをアップデートします。

① キャンバスを開く前の「10分間」

いきなりデザインツール(PhotoshopやIllustrator)を立ち上げるのをやめます。最初の10分間は、ノートやメモ帳で5W1Hの整理に徹します。「土台をしっかりさせていないと、後で崩れるし、余計に時間がかかる」を合言葉に、この10分間を死守します。

② 「グリッド」をチラシ制作の必須科目に

直近で予定している「チラシ制作」では、学んだグリッド設定を真っ先に実践します。 特に写真のトリミングには「1/3の法則」を取り入れます。人物の顔や、最も見せたい商品パーツをグリッドの交点に合わせる。これだけで、誌面の安定感とプロっぽさが出てくるはずです。

③ 「色」に逃げない

配色や書体を選びたくなった時こそ、「今はまだレイアウトの段階だ」と自分を律します。白黒の状態で情報が正しく伝わるかを確認し、土台が盤石になってから初めて「色」という彩りを添える。このストイックな手順こそが、結果的に最短ルートになるんだと思います。

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