2026.3.19
ノーコードでも「設計思考」は必要だった|ログ!(札幌・長期インターン)

こんにちは!インターン生の高橋です!!!
普段は情報系の学生として、プログラミングやシステム設計を勉強しています。最近の業務では、ノーコードツール「Dify」を使ったチャットボット開発を担当しています。今回は、その中で気づいた「ノーコードでもコーディングと同じ思考が必要だ」という話をしたいと思います。
出来事:ノーコードなのに、なぜか詰まる
Difyでチャットボットを構築していたとき、最初は「コードを書かなくていいなら楽勝では?」と思っていました(笑)。ところが、実装を進めるうちにフローが複雑になり、「どこで何が起きているのか」がわからなくなる場面や、ノーコードだからこそあまり細部に目を向けなかったのでどの部分がどう働いているかをあまり理解できてなかったことがありました。
ノードがどんどん増え、繋がりが増えていくにつれて、意図しない動作が起きる。修正しようとしても、どこを直せばいいかすぐに判断できない。「ノーコードなのに、なんでこんなに詰まるんだろう?」というのが正直な感覚でした。
気づき:ノーコードは「コーディングの思考」を隠しているだけ
試行錯誤する中で気づいたのは、ノーコードツールは「コードを書く手間」をなくしているだけで、その裏にある構造的な思考は全く変わらないということです。
たとえばDifyのフロー設計は、プログラミングでいうフローチャートそのものです。「条件分岐をどこに置くか」「どの処理を再利用するか」を考えずに組み立てると、コードと同様に、すぐに複雑になります。
さらに気づいたのが、オブジェクト指向的な発想の重要性です。「このノードの塊は、何という責務を持つ部品なのか」を意識して設計すると、フロー全体が読みやすくなり、修正も格段にしやすくなりました。ノーコードは思考を不要にするのではなく、思考をより純粋な形で問われるツールなのかもしれません。
オブジェクト指向とは、現実の「モノ」と同じようにプログラムを作る考え方です。たとえば「車」をイメージすると、色やスピードといった情報を持ち、走る・止まるといった動きをしますよね。オブジェクト指向では、このように「情報」と「動き」をひとつにまとめて、「車」というひとつのまとまりとして扱います。つまり、データと処理をバラバラにするのではなく、セットで管理するのが特徴です。この考え方を使うことで、プログラムが整理しやすくなり、読みやすく、再利用もしやすくなります。簡単に言うと、オブジェクト指向とは「モノ単位でプログラムを組み立てる方法」です。
宣言:まず「図を描く」を習慣にする
この気づきから、Difyで新しいフローを作るときは、必ずノードを置く前に頭の中やFigmaでフローチャートを描くことを習慣にします。
情報系の授業で「設計してから実装しろ」と何度も言われてきたはずなのに、ノーコードというだけで「とにかく部品(ノード)を入れちゃえ」モードになっていたのは反省点です。ツールが変わっても、思考の順序は変わらない。この当たり前を、業務を通じて改めて学びました。

私たちLANTERNは、札幌を拠点に活動する次世代型ビジネスデザインファームです。AI活用、Webマーケティング、デザインなど、デジタル領域の実務直結スキルを実践型で学べる総合実務学生インターンを運営しています。
インターンサイトはこちら
keyboard_arrow_rightコーポレートサイトはこちら
keyboard_arrow_rightRelatid Articles
関連記事







