はじめに
Figmaは、クラウド上でデザイン作業ができるUI/UXデザインツールとして、世界中のデザイナーに利用されています。特に無料プランは、個人や小規模チームにとって導入しやすく、初めてのデザインツールとしても高い評価を得ています。
インストール不要でブラウザからすぐに使える点や、リアルタイムでの共同編集機能により、場所やデバイスを問わずスムーズなコラボレーションが可能です。
本記事では、Figmaの基本機能を押さえたうえで、無料プランでできること・制限・効果的な活用方法をわかりやすく解説します。これからFigmaを使い始めたい方や、無料プランでどこまで対応できるのか知りたい方に向けた内容です。
1. Figmaの基本機能

デザインツールとしての特徴
Figmaは、Webブラウザ上で動作するクラウドベースのデザインツールです。ソフトのインストールが不要なため、PC環境に左右されず、ログインすればすぐに作業を始められます。
図形作成、テキスト編集、カラー設定、レイヤー管理など、UIデザインに必要な基本機能が一通り揃っており、初心者でも直感的に操作できます。一方で、コンポーネントやオートレイアウトなど、プロ向けの機能も充実しており、実務レベルのデザインにも対応可能です。
リアルタイムコラボレーション
Figma最大の特長が、複数人によるリアルタイム編集です。
同じファイルを複数のメンバーが同時に操作でき、変更内容は即座に反映されます。コメント機能を使えば、デザイン上で直接フィードバックをやり取りできるため、確認や修正のスピードが大きく向上します。
リモートワークや外部メンバーとの共同作業でも、スムーズなデザインプロセスを実現できます。
バージョン履歴とクラウド管理
Figmaでは、作業内容が自動的にクラウドへ保存され、変更履歴も管理されます。
誤って編集した場合でも、過去の状態に戻せるため、安心して作業を進められます。データはオンライン上で管理されるため、端末の故障やデータ消失のリスクを抑えられる点もメリットです。
2. 無料プランでできること
無料プランの主な機能
Figmaの無料プランでは、以下のような基本機能を利用できます。
最大3つの共同編集可能なデザインファイル
無制限の個人用ドラフト
リアルタイムコラボレーション
コメント機能
基本的なプロトタイプ作成
個人でのデザイン練習や、少人数チームでの簡単な案件であれば、無料プランでも十分に対応可能です。
無料プランのメリット
コストをかけずにFigmaの操作感やワークフローを体験できる点が、無料プラン最大の魅力です。
UIデザインの学習、ポートフォリオ制作、スタートアップや社内の簡易プロジェクトなど、幅広い用途で活用できます。
3. 無料プランの活用方法
ファイル管理の工夫
無料プランでは管理できるファイル数に制限があるため、ファイル名に日付やバージョン番号を付けるなど、整理の工夫が重要です。不要になったファイルは定期的に整理し、限られた枠を有効活用しましょう。
プラグインの活用
無料プランでも、多くのFigmaプラグインを利用できます。
アイコン挿入、カラーパレット管理、レイアウト補助などのプラグインを活用することで、作業効率とデザインの品質を高めることができます。
テンプレートとコメント機能
テンプレートを使えば、デザインの初期構築を短時間で行えます。また、コメント機能を活用することで、修正指示や意図を明確に共有でき、認識のズレを防ぐことができます。
4. 無料プランの制限
主な制限内容
Figma無料プランには、以下のような制限があります。
共同編集可能なファイルは最大3つまで
チームライブラリの利用不可
バージョン履歴の保存期間に制限あり(30日間)
高度な権限管理やセキュリティ機能は非対応
複数案件を同時に進める場合や、デザイン資産をチーム全体で管理したい場合には、物足りなさを感じることがあります。
制限を補う工夫
重要な節目で手動バックアップを取る、デザイン要素をまとめたファイルを作るなど、運用面の工夫である程度カバー可能です。
5. 無料プランと有料プランの違い
無料プランは、Figmaを試してみたい個人や小規模チームに最適です。一方、有料プランでは以下のような機能が追加されます。
無制限の共同編集ファイル
チームライブラリによるデザイン管理
高度なプロトタイピング
権限管理・セキュリティ機能の強化
本格的な案件やチーム運用を行う場合は、有料プランへの移行を検討するとよいでしょう。
6. まとめ

Figmaの無料プランは、基本的なデザイン機能とリアルタイムコラボレーションを備えた、非常にコストパフォーマンスの高いプランです。制限はあるものの、個人利用や小規模チームであれば十分に実用的で、工夫次第で幅広い用途に対応できます。
まずは無料プランでFigmaの使い勝手を体験し、必要に応じて有料プランへ移行することで、効率的かつ質の高いデザイン制作が可能になります。


