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Figmaコラボレーションでデザイン効率化 

Figmaコラボレーションでデザイン効率化 

デザイン・制作

公開日:2026.01.12

更新日:2026.01.10

はじめに

デザイン制作において、チーム間の円滑なコラボレーションは成果を左右する重要な要素です。特に複数人で進めるプロジェクトでは、リアルタイムでの共有や迅速なフィードバックが欠かせません。

Figmaは、こうしたニーズに応えるクラウドベースのデザインツールです。インストール不要で、ブラウザからすぐに利用できるため、場所やデバイスを問わず共同作業が可能になります。

本記事では、Figmaの基本機能からチームでの活用方法、実際の事例までを通して、デザイン業務を効率化するポイントを解説します。

1. Figmaの基本機能

クラウドベースならではのアクセス性

Figmaの大きな特長は、すべてのデザインデータがクラウド上で管理される点です。
Webブラウザさえあればすぐに作業を開始でき、ファイルは自動保存されるため、データ消失のリスクも低減されます。

PCだけでなく、タブレットやスマートフォンからも閲覧・編集が可能なため、リモートワークや外出先での確認にも柔軟に対応できます。

リアルタイムコラボレーション

Figmaでは、複数人が同時に1つのファイルを編集できます。
編集内容はリアルタイムで反映されるため、作業の進捗を待つ必要がなく、スピーディにデザインを進められます。

また、コメント機能を使えば、デザイン上の特定箇所に直接フィードバックを残すことが可能です。これにより、チャットやメールでのやり取りを減らし、意思疎通の精度を高めることができます。

さらに、変更履歴を自動で保存するバージョン管理機能により、過去の状態に戻すことも簡単です。

2. チームデザインの効率化

同時編集とコメントによるスピード向上

リアルタイム同時編集は、チーム制作において大きなメリットをもたらします。
例えば、一人がレイアウトを調整している間に、別のメンバーが配色やテキストを修正することも可能です。

コメント機能を活用すれば、修正指示や質問をデザインと紐づけて共有できるため、「どこを直すのか」が明確になり、認識のズレを防げます。

バージョン管理による安心感

Figmaは編集履歴を自動で記録します。
これにより、誤操作があった場合でもすぐに元に戻せるため、安心して作業を進めることができます。

特に複数人が関わるプロジェクトでは、変更履歴の可視化が進捗管理にも役立ちます。

3. プロトタイピングとユーザーテスト

インタラクション設定

Figmaでは、画面遷移やクリック時の挙動を簡単に設定でき、実際に操作できるプロトタイプを作成できます。
これにより、完成イメージを具体的に共有でき、チーム内やクライアントとの認識合わせがスムーズになります。

スマートアニメーション

スマートアニメーションを使うことで、要素の移動や拡大・縮小といった動きを自然に表現できます。
視覚的な説得力が増し、ユーザー体験をよりリアルに検証できる点が特長です。

ユーザーテストのしやすさ

FigmaのプロトタイプはURLで共有できるため、特別なツールを使わずにユーザーテストを実施できます。
フィードバックを即座に反映できるため、改善サイクルを高速で回すことが可能です。

4. デザインシステムの構築

コンポーネントとチームライブラリ

Figmaでは、ボタンやアイコンなどのUI要素をコンポーネントとして管理できます。
一度作成すれば繰り返し使えるため、デザインの一貫性と作業効率が大きく向上します。

有料プランで利用できるチームライブラリを使えば、コンポーネントやスタイルをチーム全体で共有し、常に最新のUIを保つことができます。

変数(Variables)の活用

Figmaの変数機能を使うことで、カラーや数値、テキストを一括管理できます。
ブランドカラーの変更やテーマ切り替えにも柔軟に対応でき、デザインシステムの運用がより実践的になります。

5. Figmaの活用事例

デザイナー・クライアント双方の負担を軽減

Figmaを導入することで、デザイン確認や修正依頼が可視化され、コミュニケーションコストが大幅に削減されます。
コメントを直接デザイン上に残せるため、修正内容の認識違いも起こりにくくなります。

複数企業・外部メンバーとの協業

Figmaは社内外を問わず同じ環境で作業できるため、複数企業が関わるプロジェクトでも効果を発揮します。
常に最新データにアクセスでき、バージョン管理の混乱を防ぐことができます。

6. まとめ

Figmaは、クラウドベースならではのアクセス性とリアルタイムコラボレーションを強みに、チームデザインを大きく進化させるツールです。

  • 同時編集とコメントによる迅速な意思疎通

  • プロトタイピングによる検証スピードの向上

  • デザインシステム構築による一貫性の担保

これらを活用することで、デザインチームは本来注力すべき作業に集中できます。
Figmaを取り入れることは、デザインの質と生産性を同時に高める有効な選択肢と言えるでしょう。

Writer /

記事担当ライター

CHINAMI UCHIDA

内田 ちなみ

千葉県松戸市出身。北海道大学文学部人文化学科に在学中。飲食店でのアルバイトをしながら、インターン生としてLANTERNに参画。現在はSNS運用やブログ・メールのライティングを担当。