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Figmaコメント機能でフィードバック管理 

Figmaコメント機能でフィードバック管理 

デザイン・制作

公開日:2026.01.12

更新日:2026.01.10

はじめに

デザインプロジェクトを円滑に進めるうえで、フィードバックの管理は欠かせません。
修正指示が散らばったり、認識のズレが生じたりすると、制作スピードや品質に大きく影響します。

Figmaのコメント機能は、デザイン上の特定箇所に直接フィードバックを紐づけられるのが大きな特長です。
テキストだけのやり取りに比べて誤解が生まれにくく、確認・修正・合意までをスムーズに進めることができます。

本記事では、Figmaのコメント機能の基本から、チームでの実践的な活用方法までをわかりやすく解説します。

1. Figmaコメント機能の基本

Figmaのコメント機能は、デザイン制作におけるフィードバックのハブとなる機能です。
誰が・どこに・何を伝えたのかを明確に残せるため、チーム全体のコミュニケーションが整理されます。

コメントの投稿方法

  1. 上部ツールバーの吹き出しアイコン(Comment)をクリック

  2. コメントを付けたいキャンバス上の箇所をクリック

  3. 表示された入力欄にコメントを記入し、送信

コメントはキャンバス上にマーカーとして表示され、
該当箇所とセットで内容を確認できます。

この仕組みにより、「どこについての指摘か分からない」といった問題を防げます。

コメントの表示・非表示

コメントの表示は、Shift + Cで切り替え可能です。

  • デザイン作業に集中したいとき → コメントを非表示

  • フィードバック対応時 → コメントを表示

状況に応じて切り替えることで、作業効率を落とさずに進められます。

2. コメントへの返信とディスカッション

Figmaでは、コメントごとにスレッド形式でやり取りができます。
これにより、議論が分散せず、後から見返しても経緯が分かりやすくなります。

スレッド形式での返信

コメントをクリックし、返信欄にテキストを入力するだけでOKです。
誰がどの意見に対して発言しているのかが明確になり、
認識のズレを防ぎながら議論を進められます。

スタンプ(リアクション)の活用

Figmaでは、コメントに対してスタンプで反応することも可能です。

  • 内容を確認した

  • 賛成・同意している

といった意思表示を、テキストを書かずに伝えられるため、
細かなやり取りの負担を減らせます。

ディスカッションを円滑に進めるコツ

  • コメントはできるだけ具体的な箇所に紐づける

  • 修正理由や意図を簡潔に書く

  • 感情ではなく「目的・改善点」にフォーカスする

これだけで、フィードバックの質は大きく向上します。

3. コメントの完了(Resolve)と管理

コメント管理を効率化する鍵が、「完了(Resolve)」機能です。

コメントを完了にする

対応が終わったコメントは、チェックアイコンをクリックして
「Resolved(解決済み)」に設定できます。

これにより、未対応コメントだけが残り、
今やるべきタスクが明確になります。

完了コメントの再表示

過去のやり取りを確認したい場合は、
「Resolved comments」を表示することで、完了済みコメントも確認できます。

意思決定の背景を振り返る際に便利です。

コメント管理のポイント

  • 対応が終わったら必ずResolve

  • 未対応コメントを放置しない

  • 定期的にコメント一覧を整理する

これだけで、フィードバック管理のストレスが大きく減ります。

4. 通知機能を活用したフィードバックの効率化

コメント機能と合わせて活用したいのが、通知機能です。

アプリ内通知・メール通知

  • コメントが付くと、Figma内で通知

  • 設定次第でメール通知も受信可能

アプリを開いていないときでも、重要なフィードバックを見逃しません。

Slack連携

FigmaはSlackと連携でき、
コメントや返信をSlackチャンネルに通知できます。

  • チーム全体への共有

  • 即時対応が必要な案件

に特に有効です。

通知設定のカスタマイズ

  • すべてのコメントを通知

  • 自分宛てのみ通知

など、状況に応じて柔軟に設定できます。
通知過多を防ぎつつ、必要な情報だけを受け取れます。

5. チームでのフィードバック管理のポイント

タスク管理として使う

コメント=タスクと捉え、
Resolveを進捗管理の指標にすると、作業が整理されます。

集中と切り替えを意識する

  • デザイン中:コメント非表示

  • 確認・修正時:コメント表示

この切り替えが、生産性を保つコツです。

チームの透明性を高める

Figmaのコメントは、
デザイナー以外のメンバーも状況を把握できます。

これにより、
「誰が・何を・なぜ修正したのか」が可視化され、
チーム全体が同じ認識で動けます。

変更に柔軟に対応する

コメントは編集・削除・再オープンが可能です。
プロジェクトの変化に合わせて、情報を整理し続けることが重要です。

6. まとめ

Figmaのコメント機能は、
単なる「意見を書く場所」ではなく、
チームの意思決定と進行を支える重要な仕組みです。

  • デザインに直接紐づくフィードバック

  • スレッド・Resolveによる整理

  • 通知・Slack連携による即時共有

ぜひFigmaのコメント機能を活かし、
スムーズで質の高いデザインプロジェクトを実現してください。


Writer /

記事担当ライター

CHINAMI UCHIDA

内田 ちなみ

千葉県松戸市出身。北海道大学文学部人文化学科に在学中。飲食店でのアルバイトをしながら、インターン生としてLANTERNに参画。現在はSNS運用やブログ・メールのライティングを担当。