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Googleスプレッドシートで簡単データ分析!5つの基本操作

Googleスプレッドシートで簡単データ分析!5つの基本操作

AI・DX

公開日:2026.01.12

更新日:2026.01.10

はじめに

Googleスプレッドシートは、データ分析・業務効率化・情報共有を同時に実現できるクラウド型表計算ツールです。無料で使える手軽さから、多くのビジネス現場で導入が進む一方、「分析が難しい」「数字を活かしきれない」という課題も少なくありません。本記事では、Googleスプレッドシートを使って誰でも再現できるデータ分析の基本操作を、実務視点で解説します。

データはあるのに、判断に使えていない状態

多くの現場では、売上、在庫、顧客情報などのデータ自体は日々蓄積されています。しかし実際には、「数字を眺めて終わっている」「集計に時間がかかりすぎる」「結局は経験と勘で判断している」といった状態に陥りがちです。
Excelやスプレッドシートを使ってはいるものの、入力と保存だけで終わり、分析や可視化まで手が回らない。この状態では、データは“資産”ではなく“負担”になってしまいます。

DECISION:Googleスプレッドシートで“考えなくていい分析環境”をつくる

こうした課題を解決するための意思決定として有効なのが、Googleスプレッドシートの分析機能を仕組みとして使うことです。重要なのは、難しい統計や専門知識ではなく、「誰が見ても状況が分かる」「自動で更新される」「判断に直結する形で見える」状態を作ること。そのために必要なのが、以下で紹介する基本操作の組み合わせです。

データのインポートと整理

Googleスプレッドシートで分析を始める際、最初に整えるべきなのがデータの入口です。CSVやExcelファイルをそのまま取り込める点は、他ツールと比べても大きな強みです。さらにGoogleフォームと連携すれば、アンケートや日報、申請データをリアルタイムで反映させることができ、入力と集計を分断せずに運用できます。

インポート後に重要になるのがデータクレンジングです。表記揺れや空白、不要な行が残ったままでは、分析結果の信頼性が下がります。FILTER関数やQUERY関数を使うことで、「今、判断に必要なデータだけ」を切り出すことができ、分析の前段階で迷う時間を大きく減らせます。

ピボットテーブルの活用

ピボットテーブルは、データ分析を一気に“使える情報”へ変える中核機能です。大量の数値を並べるのではなく、「何を軸に見るか」を切り替えることで、同じデータからまったく違う示唆を得られます。

売上を商品別に見るのか、月別に見るのか、地域別に見るのか。その切り替えを数クリックで行える点が、意思決定スピードを大きく高めます。特に2026年現在のGoogleスプレッドシートでは、操作性が改善され、非エンジニアでも直感的に扱える設計になっています。

関数を使った自動計算

分析を属人化させないためには、「毎回手で計算しない」ことが重要です。FILTER関数やQUERY関数を使えば、条件に合うデータだけを自動抽出でき、SPARKLINE関数を使えば、数値の変化をセル内で可視化できます。

ここで重要なのは、関数を“覚える”ことではなく、“考えなくても更新される状態”を作ることです。一度仕組みを作れば、データが追加されるたびに分析結果も自動で変わり、報告や確認の手間が大きく減ります。

条件付き書式による視覚化

数字を読む負担を減らすために欠かせないのが条件付き書式です。数値の大小を色で表現することで、異常値や注目ポイントが一目で分かるようになります。

売上が基準を下回った箇所、在庫が少ない商品、対応が遅れている案件などを色で示すことで、スプレッドシート自体が“判断を促す画面”へと変わります。これは、データ分析を現場に根付かせるうえで非常に重要な設計思想です。

データ探索機能の利用

データ探索機能は、「何を見ればいいか分からない」状態を助けてくれる存在です。選択したデータに対して、グラフやピボットの候補を自動提案してくれるため、分析の入り口として非常に有効です。

特に分析初心者や、スピードを重視したい業務では、ゼロから考えるよりも、提案された視点を起点に判断を進める方が合理的です。Googleが蓄積してきたUI設計と分析支援のノウハウが、この機能には凝縮されています。

数字を見てすぐ動ける組織へ

これらの基本操作を組み合わせることで、Googleスプレッドシートは単なる表計算ツールではなく、「判断を支える業務基盤」へと進化します。
入力 → 集計 → 可視化 → 判断、という流れが自然につながり、分析に時間をかけずに次のアクションへ移れる状態が生まれます。

まとめ

Googleスプレッドシートを使ったデータ分析は、特別なスキルがなくても始められます。重要なのは、機能を知ることよりも、「なぜその操作を使うのか」を理解し、業務判断につなげることです。
今回紹介した基本操作を軸に、自社・自分の業務に合った分析環境を整えることで、データは確実に“使える武器”になります。


Writer /

記事担当ライター

HARUKA TAKEDA

武田 遥

大阪府大阪市出身。北海道大学法学部在学中。カフェでのアルバイトを続けながら、大学3年時に入社。現在は就活メンターも兼業。担当業務はLINE運用やメール、Instagramやブログ執筆など幅広く。