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Slackチャンネル管理術:効率化の秘訣9選 

Slackチャンネル管理術:効率化の秘訣9選 

AI・DX

公開日:2026.01.12

更新日:2026.01.11

はじめに

プロジェクトが増えるほどSlackは散らかりやすくなる

Slackは、チームやプロジェクトのコミュニケーションを効率化するために欠かせないツールです。しかし、プロジェクト数が増えるにつれてチャンネルも増え、次第に「どこで何を話しているのか分からない」「重要な情報が流れてしまう」といった状態に陥りやすくなります。

特に、複数のプロジェクトを同時に管理する立場の人や、チーム全体の進行を担うプロジェクトリーダーにとって、Slackの整理不足はそのまま業務効率の低下につながります。本記事では、Slackのチャンネル管理方法を軸に、プロジェクトごとのコミュニケーションを無理なく整理し、効率化するための実践的な考え方を解説します。

1.チャンネル管理はプロジェクト管理の一部と考える

Slackのチャンネルは、単なる会話の場ではなく、プロジェクトの進行状況や意思決定の履歴が集まる「作業の拠点」です。そのため、チャンネル管理を後回しにすると、情報が分散し、確認や判断に余計な時間がかかるようになります。

プロジェクトリーダーや複数案件を管理する人ほど、「とりあえずチャンネルを作る」のではなく、「どのプロジェクトで、どの話題を、どこに集めるのか」をあらかじめ意識することが重要です。チャンネル管理は、プロジェクト管理そのものだと捉えると、運用の優先度も自然と上がります。

2.チャンネル設計の基本は「目的を先に決める」こと

チャンネルが乱れる原因の多くは、チャンネルの目的が曖昧なまま使われ続けることにあります。相談、共有、決定、雑談が同じ場所に混在すると、後から情報を探すのが難しくなります。

そこで大切なのが、チャンネルを作る段階で「このチャンネルは何のために使うのか」を明確にすることです。プロジェクト単位であれば、日々の連絡や相談を行う場なのか、決定事項を残す場なのかを意識するだけでも、やり取りの質が大きく変わります。

3.複数プロジェクトを管理する人ほど命名ルールが効いてくる

チャンネル名がバラバラだと、プロジェクトが増えたときに一覧性が失われます。特に複数案件を横断して管理する人にとって、チャンネル名は「探すための手がかり」になります。

そのため、チャンネル名には一定のルールを持たせることが有効です。例えば、プロジェクト用のチャンネルには共通の接頭辞を付けることで、サイドバーや検索時にまとめて把握しやすくなります。こうしたルールは、一度決めてしまえば新しいプロジェクトが増えても迷わず対応でき、管理の負担を減らしてくれます。

4.セクション機能でサイドバーをプロジェクト単位に整理する

Slackのセクション機能を使うと、サイドバー上でチャンネルをまとめて整理できます。これは個人単位で設定できるため、複数プロジェクトを抱える人にとって非常に有効です。

進行中のプロジェクトを一つのセクションにまとめ、情報確認だけで十分なチャンネルは別のセクションに分けることで、日々の確認作業が格段に楽になります。サイドバーが整理されるだけでも、Slackを開いたときの心理的な負担が軽減され、作業への集中力も保ちやすくなります。

5.チャンネル概要を活用して「説明の手間」を減らす

プロジェクトチャンネルに参加したメンバーから、同じ質問が何度も出る場合、その多くは「このチャンネルで何をすればいいのか」が共有されていないことが原因です。

Slackのチャンネル概要には、そのチャンネルの目的や簡単なルールを記載できます。ここに「何を話す場所か」「どんな情報を残すか」を明記しておくことで、新しく参加したメンバーも迷わず行動できるようになります。結果として、プロジェクトリーダーが都度説明する手間も減り、全体の進行がスムーズになります。

6.プロジェクトの会話はスレッドで整理する

複数の話題が同時に進むプロジェクトでは、会話が流れてしまいがちです。Slackのスレッド機能を活用することで、話題ごとに会話をまとめ、後から経緯を追いやすくなります。

特に重要なのは、スレッドを「単なる返信」ではなく、「議論と決定の単位」として扱うことです。やり取りの最後に結論や次のアクションを簡潔に残す習慣をつけるだけで、「結局どうなったのか分からない」という状況を防げます。

7.通知設定を整えることがプロジェクト効率を左右する

プロジェクトリーダーや管理者ほど、すべての通知を受け取る運用は現実的ではありません。通知が多すぎると、重要な情報が埋もれ、集中力も下がります。

Slackでは、チャンネルごとに通知の受け取り方を調整できます。進行中のプロジェクトでは通知を厚めにし、参考情報や閲覧中心のチャンネルではメンションのみ受け取るといった工夫をすることで、必要な情報だけを効率よく把握できます。通知の整理は、時間管理の一部として考えると効果的です。

8.メンバー管理でコミュニケーションの密度を保つ

チャンネルに参加するメンバーが多すぎると、発言しづらくなり、情報の密度も下がります。プロジェクトに本当に関係するメンバーを中心にチャンネルを構成することで、やり取りが活発になり、意思決定も早くなります。

プロジェクトのフェーズが変わったタイミングで参加者を見直すことも重要です。常に「今のプロジェクトに必要な人が集まっている状態」を保つことで、Slack上のコミュニケーションが無駄に広がるのを防げます。

9.チャンネルを終わらせることで全体が整う

プロジェクトが終了してもチャンネルが残り続けると、ワークスペース全体が徐々に使いづらくなります。そこで必要なのが、チャンネルを適切にアーカイブする運用です。

アーカイブを行えば、過去の情報を保持したまま、日常のやり取りから切り離すことができます。これにより、進行中のプロジェクトに集中しやすい環境が整います。削除は最終手段と考え、まずはアーカイブを基本にするのが安心です。

まとめ 

チャンネル管理がプロジェクトの進み方を変える

Slackのチャンネル管理は、単なる整理整頓ではなく、プロジェクトごとのコミュニケーションを支える重要な仕組みです。目的を明確にしたチャンネル設計、適切な整理、通知やメンバーの管理を行うことで、複数プロジェクトを同時に進める場合でも混乱を防ぐことができます。

チームコミュニケーションを整理したいプロジェクトリーダーや、複数案件を管理する人にとって、Slackのチャンネル管理を見直すことは、業務効率を高める最も効果的な一歩と言えるでしょう。


Writer /

記事担当ライター

HARUKA TAKEDA

武田 遥

大阪府大阪市出身。北海道大学法学部在学中。カフェでのアルバイトを続けながら、大学3年時に入社。現在は就活メンターも兼業。担当業務はLINE運用やメール、Instagramやブログ執筆など幅広く。